ザ・ダルモアThe Dalmore

スコットランドハイランドシェリー
ザ・ダルモア
設立1839
蒸留所ハイランド · アルネス
所有ホワイト&マッカイ
スタイルシングルモルト · シェリー
象徴12尖の牡鹿
代表12 · 15 · 18 · キング・アレクサンダー3世

シェリーに寄り添うラグジュアリー・ハイランド。12尖の牡鹿を掲げるシングルモルト。

香味公式・評論基準
オレンジダークチョコシェリーコーヒースパイス干した果実
用語入門者向け
シングルモルト一つの蒸留所で大麦麦芽だけから造るウイスキー。
シェリー樽スペインのシェリーを詰めていた樽。ダルモアは名門ゴンサレス・ビアスのマトゥサレム・オロロソ樽を使う。
12尖の牡鹿スコットランド王から授かったとされる伝説の紋章。すべての瓶に付くダルモアの象徴。
キング・アレクサンダー3世六種の樽(ワイン・マデイラ・シェリー・マルサラ・ポート・バーボン)で仕上げたダルモアの看板。
ラインアップ・コレクション
12年バーボン・オロロソシェリー樽を併用したコア。オレンジ・チョコの濃い甘み。
15年三種のシェリー樽でスパイス・干した果実がより深い。
キング・アレクサンダー3世六種の樽で仕上げた看板。年数表記なしのラグジュアリー表現。
18 · シガーモルト高熟成・シェリー濃いプレミアムライン。
コンステレーション · ディケイズ · 限定超高熟成・ヴィンテージのコレクター向け。
熟成別の価値データ基準2026.6 時点
12年コア · 入門約1.2万円〜
18年シェリーのプレミアム約5万円
キング・アレクサンダー3世六樽のラグジュアリー約3万円
62年オークション最高額級 · 超希少ヴィンテージ£125,000+

ダルモア62年はウイスキー・オークション史上最高額を争った一本で、十数万ポンドで取引された。名門のシェリー樽と高熟成ヴィンテージ、そしてラグジュアリーな位置づけにより、ダルモアは「コレクターのハイランド」として通る。マスターディスティラー、リチャード・パターソン(「ザ・ノーズ」)の名も後押しする。

価格は免税・小売の目安 · オークション価格は変動が大きい · 個人の試飲評価ではない

製法・特徴

ダルモアはバーボン樽に加え、ゴンサレス・ビアスのマトゥサレム・オロロソ・シェリー樽を核に使う。その結果がオレンジ・ダークチョコ・コーヒーの濃く重厚な甘みだ。上に行くほど古いシェリー樽や複数樽の仕上げ(キング・アレクサンダー3世は六種)で香りの層を積む、シェリー中心のラグジュアリー・ハイランドだ。

シェリーに寄り添うゴンサレス・ビアスのマトゥサレム・オロロソ・シェリー樽を使い、オレンジ・チョコの濃い甘みを正体とする。
12尖の牡鹿スコットランド王を救った返礼に紋章を授かったという伝説を、すべての瓶に刻む。
ザ・ノーズマスターディスティラーのリチャード・パターソンが数十年にわたりシェリー樽の組み合わせでダルモアの香りを醸してきた。
ラグジュアリーの位置づけキング・アレクサンダー3世やコンステレーションなど高額ラインでプレミアム市場を狙う。
歴史

1839年、ハイランドのアルネスの川辺に建てられた。12尖の牡鹿の紋章はマッケンジー家がスコットランド王を救った返礼に授かったという伝説に由来し、今はホワイト&マッカイ(フィリピンのエンペラドール傘下)が所有する。マスターディスティラーのリチャード・パターソンがブランドの顔だ。

国ごとの嗜好

日本でダルモアは濃いシェリーとラグジュアリーなイメージで贈答・収蔵の需要が大きい。オレンジ・チョコの重厚な甘みがマッカラン好きと通じ、牡鹿と高額ラインが与える格式が贈り物に好まれる。軽く爽やかな方より、濃く深い甘みを好む人によく合う。

似合うグラスシグネチャー

濃いシェリーの甘い香りを生かすには、香りを集めるグレンケアンやコピータが定石だ。12・18年は40度台で水はほぼ不要、大きな氷では香りが閉じやすいのでストレートが向く。香りが重いぶん台座を持って落ち着かせ、開かなければボウルを包んで温める。

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出典 · 製法・ラインアップ — thedalmore.com · オークション価格は変動大 · 製品画像 — The Dalmore