デュワーズDewar's

混ぜた後にもう一度寝かせる。米国で最も売れるブレンド。
デュワーズはアメリカで最も売れているブレンデッドスコッチのひとつだが、韓国ではジョニーウォーカーやバランタインほどの知名度はない。このブランドを育てたのは、味と同じくらいマーケティングだった。20世紀初頭にトミー・デュワーが世界を巡って行った宣伝は、ウイスキーマーケティングの教科書として通っている。
デュワーズが掲げるのは「ダブルエイジ」だ。ブレンドした後にもう一度樽で寝かせ、味をなじませるというもので、そのおかげかホワイトラベルでさえ荒くなく滑らかだ。値段を考えれば、ハイボールのベースとしてこれほどのものは少ない。
ここでも「安いブレンデッドはまずい」という通念が足を引っ張る。デュワーズの心臓はアベルフェルディというシングルモルトで、蜂蜜のような甘みで評価が良い。つまりデュワーズはまともなモルトを土台にしたブレンドであり、ただ適当に混ぜた酒ではない。
おすすめは明確だ。ホワイトラベルを一本買い、炭酸水にレモンを一切れ入れてハイボール。高くなく、ほぼ失敗のない組み合わせだ。香りをもっと楽しみたいなら12年や15年に上がればいい。
デュワーズの価値はオークションではなく米国市場のシェアにある — 米国で最も売れるブレンデッド・スコッチだ。ダブルダブルのような高熟成ラインがプレミアムを埋めるが、核はホワイトラベルや12年の広い日常需要だ。
価格は免税・小売の目安 · 限定版はブランド公開価格(変動大) · 個人の試飲評価ではない
デュワーズは複数の蒸留所の原酒を混ぜたブレンデッド・スコッチで、核は「ダブルエイジング」だ。ブレンドした酒をもう一度樽へ入れて寝かせ、原酒同士がより滑らかに溶け合うようにする。本家シングルモルト、アバフェルディの蜂蜜のような風味が中心を据え、柔らかく端正な質感を生む。
1846年、ジョン・デュワーがスコットランドのパースでウイスキーを売って始め、息子のトミーとジョン・デュワーが積極的なマーケティングでブランドを世界、とりわけ米国市場に深く根づかせた。本家アバフェルディ蒸留所を持ち、今はバカルディの傘下にある。
日本でデュワーズは柔らかく無難なブレンデッドとして、ハイボールやミキシング、軽い一杯で手に取りやすい。強い個性より滑らかな均衡が強みで、大勢で分け合ったりカクテルのベースに置くのに無難だ。濃いシェリーやピートを求めるより、気軽な日常の一杯を望む人によく合う。
ホワイトラベルはハイボールやミキシングが本領で、細長いグラスに炭酸と氷で冷たく飲む。12・18年のように香りを見たいラインは、グレンケアンにストレートで蜂蜜・バニラがはっきりする。同じブランドでもラベルとグラスで飲み方が分かれる。
出典 · 製法・ラインアップ — dewars.com · 限定版はブランド公開価格 · 製品画像 — Dewar's
