ジムビームJim Beam

アメリカバーボンケンタッキー
ジムビーム
創業1795
蒸留所クレアモント · ケンタッキー
所有ビーム サントリー
スタイルケンタッキー・ストレート・バーボン
穀物トウモロコシ · ライ麦 · 大麦
代表ホワイト · ブラック · ダブルオーク

世界で最も売れているバーボン。ビーム家が7代受け継いで造る。

香味公式・評論基準
トウモロコシの甘みバニラオークほのかなライ麦のスパイスナッツキャラメル
用語入門者向け
バーボントウモロコシを51%以上使い、内側を焦がした新しいオーク樽で熟成するアメリカのウイスキー。法律で定義される。
ストレート・バーボン最低2年熟成し、色・香りを人為的に加えないバーボン。ジムビーム・ホワイトは通常4年。
ライ・レシピ小麦ではなくライ麦を副穀物に使う伝統的バーボン。ほのかなスパイス感が特徴。
スモールバッチ少数の樽だけを選んで混ぜたライン。ビーム家のブッカーズやノブクリークがここに属する。
ラインアップ・コレクション
ホワイトラベル約4年熟成の看板。ハイボール・カクテルの基本で、世界で最も売れるバーボン。
ブラック · ダブルオークより長く、または二つ目の樽で熟成し、オークと甘みを高めた上位ライン。
デビルズカット樽材に染みた原酒を引き出し、より濃く仕上げた変形。
スモールバッチ・コレクションブッカーズ・ベイカーズ・ノブクリーク・バジルヘイデン — ビーム家のプレミアム群。
限定 · ヴィンテージリピール・バッチなど記念・限定リリース。
熟成別の価値データ基準2026.6 時点
ホワイトラベル看板 · ミキシング約3,000円〜
ブラックより熟成したプレミアム約4,000円
ノブクリーク 9年スモールバッチ約7,000円
ブッカーズバレルプルーフのスモールバッチ · ビーム家プレミアム約1.5万円

ジムビームの価値はオークションではなく、世界1位のバーボンという規模にある。コレクターが狙うのはむしろ同じ家系が造るスモールバッチ — バレルプルーフのブッカーズ、スパイス控えめのバジルヘイデン、人気のノブクリーク — で、ジムビームの名の下に入門からプレミアムまで広く展開する。

価格は免税・小売の目安 · スモールバッチはブランド公開価格(変動大) · 個人の試飲評価ではない

製法・特徴

ジムビームはケンタッキーのクレアモントで造るストレート・バーボンだ。トウモロコシにライ麦・大麦を加えたライ・レシピで、小麦を使うパピーやウェラーよりほのかなスパイス感がある。ホワイトラベルは約4年熟成し、トウモロコシの甘みとバニラ・オークが均衡を取り、上に行くほど樽と熟成で厚みを増す。ビーム サントリーの傘下で、日本・アジアの流通が厚い。

7代続く家系1795年にジェイコブ・ビームが最初の樽を売って以来、ビーム家が7代を超えてマスターディスティラーを受け継ぐ。
ライ・レシピ小麦の代わりにライ麦を副穀物に使い、パピーやウェラーの丸い甘みと違ってほのかなスパイス感が出る。
スモールバッチの本家ブッカーズ・ノブクリーク・バジルヘイデンなど、1980〜90年代のプレミアム・バーボンの流れをビーム家が開いた。
ハイボールの友特に日本で「ジムビーム・ハイボール」を推し、バーボンを軽く飲む文化を広げた。
歴史

1795年にジェイコブ・ビームがケンタッキーで最初のウイスキー樽を売って始まり、以来ビーム家が7代を超えて家業を継いできた。禁酒法を越えてジムビームの名で定着した後、2014年に日本のサントリーが買収して「ビーム サントリー」となり、世界三大酒類グループの中核バーボンになった。

国ごとの嗜好

ジムビームはバーボンといえば真っ先に浮かぶ基準値に近い。日本ではサントリー傘下という縁もあり「ジムビーム・ハイボール」が広く親しまれ、炭酸と割って軽く飲む文化が根づいた。香りを深く掘るより、どこでも手に入る無難なバーボンとして通る。

似合うグラスシグネチャー

ホワイトラベルは炭酸と割るハイボール、またはコーラ・ジンジャーエールとのミキシングが本領で、細長いグラスが合う。ノブクリークやブッカーズのように度数と個性が強いスモールバッチは、グレンケアンにストレートか、大きな氷ひとつでゆっくり開く方が香りを生かす。

関連

出典 · 製法・ラインアップ — jimbeam.com · スモールバッチはブランド公開価格 · 製品画像 — Jim Beam