ジムビームJim Beam

世界で最も売れているバーボン。ビーム家が7代受け継いで造る。
ジムビームは世界で最も売れているバーボンだ。ビーム家が7代にわたって造ってきた酒だが、その長い歴史の割に韓国では「安物」というイメージがやや強い。
ここでよくある勘違い。基本のジムビーム(ホワイトラベル)は、そもそもカクテルやハイボールのための酒で、ストレートで味わうために造られたものではない。安いから出来が悪いのではなく、気軽に割って飲むために造られている。コーラやジンジャーエールで割れば十分に値段分の働きをする。
本当のジムビームの実力を見たいなら、同じ蒸溜所の小ロット生産ラインを見ればいい。ノブクリークやブッカーズのような酒は度数も高く風味も濃く、「ジムビーム=安物」という印象を一口でひっくり返す。入門はホワイトラベルのハイボールで、もう一歩はノブクリークで。
ジムビームの価値はオークションではなく、世界1位のバーボンという規模にある。コレクターが狙うのはむしろ同じ家系が造るスモールバッチ — バレルプルーフのブッカーズ、スパイス控えめのバジルヘイデン、人気のノブクリーク — で、ジムビームの名の下に入門からプレミアムまで広く展開する。
価格は免税・小売の目安 · スモールバッチはブランド公開価格(変動大) · 個人の試飲評価ではない
ジムビームはケンタッキーのクレアモントで造るストレート・バーボンだ。トウモロコシにライ麦・大麦を加えたライ・レシピで、小麦を使うパピーやウェラーよりほのかなスパイス感がある。ホワイトラベルは約4年熟成し、トウモロコシの甘みとバニラ・オークが均衡を取り、上に行くほど樽と熟成で厚みを増す。ビーム サントリーの傘下で、日本・アジアの流通が厚い。
1795年にジェイコブ・ビームがケンタッキーで最初のウイスキー樽を売って始まり、以来ビーム家が7代を超えて家業を継いできた。禁酒法を越えてジムビームの名で定着した後、2014年に日本のサントリーが買収して「ビーム サントリー」となり、世界三大酒類グループの中核バーボンになった。
ジムビームはバーボンといえば真っ先に浮かぶ基準値に近い。日本ではサントリー傘下という縁もあり「ジムビーム・ハイボール」が広く親しまれ、炭酸と割って軽く飲む文化が根づいた。香りを深く掘るより、どこでも手に入る無難なバーボンとして通る。
ホワイトラベルは炭酸と割るハイボール、またはコーラ・ジンジャーエールとのミキシングが本領で、細長いグラスが合う。ノブクリークやブッカーズのように度数と個性が強いスモールバッチは、グレンケアンにストレートか、大きな氷ひとつでゆっくり開く方が香りを生かす。
出典 · 製法・ラインアップ — jimbeam.com · スモールバッチはブランド公開価格 · 製品画像 — Jim Beam
