山崎Yamazaki

日本シングルモルトミズナラ
山崎
設立1923
蒸留所大阪 · 山崎
所有サントリー
スタイルシングルモルト
バーボン · シェリー · ミズナラ
代表12 · 18 · 25

一本1億円超。日本ウイスキーが始まった場所。

香味公式・評論基準
蜂蜜干した果実白檀(ミズナラ)シェリーオーク
用語入門者向け
シングルモルト一つの蒸留所で大麦麦芽だけから造るウイスキー。
ミズナラ日本のオークで造った樽。白檀・香・寺院を思わせる東洋的な香りを与える。
シェリー樽スペインのシェリーを詰めていた樽。干した果実と甘みを加える。
NAS熟成年数を表記しない製品(例:ディスティラーズリザーブ)。
ラインアップ・コレクション
ディスティラーズリザーブシェリーとミズナラを加えた、年数表記のないコア — NAS。
12年蜂蜜と果実の均衡に、ほのかなミズナラ。山崎の基準。
18年シェリーの比重が増し、濃く深いプレミアム。
25年高熟成の限定ライン。コレクター領域。
リミテッド(55年ほか)超希少・超高級のコレクター向け。
熟成別の価値データ基準2026.6 時点
ディスティラーズリザーブNASエントリー約1.5万円
12年コア・均衡約3万円
18年シェリー濃いプレミアム約10万円〜
55年日本ウイスキー最高額 · 2020 ボナムズHK$6.2M

山崎55年はわずか100本で、2020年にボナムズ香港で620万香港ドル(約79万5千ドル)で落札され、日本ウイスキーのオークション最高額となった。2010年代の日本ウイスキーブーム以降は需要が供給を超え、12年・18年でさえ定価を大きく上回って取引される品薄が続く。

価格は免税・小売の目安(品薄で変動大)· オークション — Bonhams(2020)· 個人の試飲評価ではない

製法・特徴

1923年に日本初のモルト蒸留所として出発した山崎は、日本ウイスキーの原点だ。バーボン・シェリー樽に加え、日本のミズナラ(水楢)樽を使うことが決定的な違いである。ミズナラは白檀・香・寺院を思わせる東洋的な香りを酒に与え、西洋ウイスキーにない肌理をつくる。蜂蜜と果実の柔らかさの上にその香りが乗るのが、山崎の署名だ。

日本ウイスキーの始まり1923年、サントリー創業者・鳥井信治郎が京都近郊の山崎に日本初のモルト蒸留所を建てた。
ミズナラ(水楢)日本のオーク樽。白檀・香・寺院を思わせる東洋的な香りを与え、山崎の象徴となる。
三つの樽バーボン(アメリカン)・シェリー(スペイン)・ミズナラを併用し、香りの層を重ねる。
品薄2010年代の世界的評価で需要が急増し、複数の年数表記が終売・高騰した。
歴史

サントリー創業者・鳥井信治郎が、水のよい京都近郊の山崎に1923年に蒸留所を建てた。初代責任者は後にニッカを興す竹鶴政孝だった。2003年に山崎12年が国際大会で金賞を受け、日本ウイスキーが世界の舞台に立ち、2010年代のブームとともに品薄が始まった。

国ごとの嗜好

山崎は、シェリー(マッカラン)やピート(アードベッグ)とは別の軸 — 「柔らかく香り高い日本ウイスキー」を代表する。本国の日本ではブームと品薄が続き、贈答・収集の需要が大きく定価入手は難しい。強い個性より、均衡と繊細さを好む人に向く。

似合うグラスシグネチャー

繊細な香りを生かすには、香りを集めるチューリップ型 — グレンケアンやコピータ — が定石だ。多くは40%台なので水はほぼ不要で、ミズナラの淡い香りが飛ばないよう静かに置く。台座を持ち、開かなければボウルを手で包んで温める。ハイボールも良いが、香りを味わうならストレートがよい。

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出典 · オークション — Bonhams(2020)· 製法・ラインアップ — house.suntory.com · 製品画像 — Suntory